マーケティングのきほん

この2つの提案書の違いわかりますか?

charts and graphs on paper on a clipboard

最近、

クライアントさんの提案資料を一緒に見直すことがよくあります。

その際に、

「成約出来た提案内容」と「成約出来なかった提案内容」とでは、

見比べるてみると決定的に違うものがあります。

それってなんだと思います??

それは、

「『何を』提案しているか?」

ということです。

つまり、

「成約出来なかった提案書」が、一生懸命伝えている内容は

「やり方」だったのです。

かたや、

「成約出来ている提案書」は、「相手が得たいゴール」を提案していました。

「お客さんは、商品の機能やスペックを買っているのではない、

お客さんが買っているのは、『得られる結果だ』」

という話は、マーケティングを学ばれているあなたなら

寝言でも言えるくらい聞いているフレーズだと思います。

ところが、そこまで勉強されている方でも、

自分のことになるとついつい見落としてしまいます。

「プラン」を一生懸命考えるあまり、「プラン」を説明してしまいます。

「商品の品質」を伝えたいがあまり、「他よりどれだけすごいのか」と

そればかりを伝えてしまいます。

「プラン」や「品質」は大切です。でも、それはあくまでも

お客さんが欲しいと思う「ゴール」のための道具であり、「道具」が欲しいわけではありません。

建築物でいうなら、「プラン」や「品質」は基礎であり素材です。

しかし、

その基礎の上にどんな建物が建つのか?

が明確にならなければ、「基礎」を作ろうとも思いません。

もし、

これからお客さんに提案しようと思っているものがあるようでしたら、

ぜひ改めて読み返して頂き、

お客さんに「やり方」を提案しているのか?

「ゴール」を提案しているのか?

見直してみてはいかがでしょうか。

それだけで、成約率が変わるなら、やって損はないはずですよ( ̄^ ̄)ゞ

今日も素敵なコーヒータイムを!

P.S.

お客さんにどんなゴールを提供しているか?

ということは、日々考えている人でも、よくこの落とし穴にはまります。

一番簡単にチェックする方法は、他の人にチェックをしてもらい、フィードバックをもらうことです。

様々な業種の方と情報共有し相互チェックできる…

もし、そんな場所に興味があるなら、いつでも連絡してください!

ABOUT ME
岩脇 政憲
「96%の中小企業は価値を安く売り過ぎ」という思いから、忙しいのに売上が伸びない経営者が「働き方は商品を変えることなく、売り方・見せ方・伝え方を変えるだけで売上を何倍にもする専門家」 起業後2年で20もの業種で成果を出す。 不動産の業績を6ヶ月で1.5倍・呉服屋の業績を1ヶ月で2倍・サロン収益を9ヶ月で1,200万円UP・ライターの単価15倍などを支援。 売上を上げたいけれど、これ以上仕事が増やせない・売上を上げられないと悩む経営者が、働く時間・やりたい仕事・お客さんを自分で選べるビジネススタイル作りのお手伝いをしている。
保護中: 高単価で売れる後出し提案書

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。