よく、勉強会や相談の場所で聞く話で、
「今、自信がないので、勉強したら考えます!」
「今、勉強中なので、知識をつけて自信がついたら…」
というフレーズをよく耳にします。
それを聞くたびに、
「あーこの人は、ずっとそう言い続けるんだろうな…」
と心の中で思っています。
なぜなら、いくら勉強しても自信は身につかないからです。
言い換えると、
「自信はいくら知識をつけても身につかない」
と考えているからです。
それば、なぜかというと?
勉強をして、知識を増やすと、
「わからないことが増える」からです。
今までの経験で、わからないことがあったらから調べてみよう。
と調べ物をしたら、どんどん新しいことが増えてきて、
わからないことが結果的に増えてしまった…
なんて経験したことはないでしょうか?
つまり、
「もっと勉強しないといけない…」
↓
「勉強するほど、自分て全然知らないんだ…」
↓
どんどん自信を無くしていく
というスパイラルに陥っていきます。
「自信をつけるために知識をつけよう!」
と勉強すればするほど、
自信がなくなっていくという矛盾が起きてしまうんです。
じゃあ、なぜみんな勉強しているのか?
という疑問を浮かんでくると思います。
確かに、ビジネスをしている以上、勉強はし続ける必要があります。
知識を身につけることは当然大切です。
ただ、決定的に違うことは、知識を身につけたり勉強をする「目的」です。
僕たちが、知識をつけたり、勉強するのは、「目の前の課題や問題を解決するため」です。
決して、「自信をつけるため」に知識を身につけたり、勉強をしているのではありません。
学ぶことも大事ですが、必ず実行して欲しいことは、「行動とセットにする」です。
ビジネスは、中間や期末試験がありません。
つまり「テスト」をする場所は、自分で意図的に作らないと、
試験期間と試験範囲がないテスト勉強をし続けることと同じになります。
僕たちの考える「テスト」とは「行動」です。
勉強したら、テスト(行動)する
知識をつけたら、テスト「行動」する
これを繰り返すことで、結果的に自信はついてきます。
もし、「自信をつけるため」に勉強をしているなら、
早く「テストする」ことをオススメします。