今世の中には、◯◯マーケティングや△△マーケティングなど様々なマーケティングの手法が溢れていますよね。
そもそも「マーケティング」と聞いてどんなことが浮かびますでしょうか?
マーケティングを一言で言うとどういうことをいうのだと思いますか?
youtubeですか?facebookですか?
広告・チラシですか?
データの統計を取ることでしょうか?
今回は、そもそもの「マーケティング」についてお伝えしたいと思います。
「そもそもマーケティングとは?」
経営学の父と言われるピーター・ドラッガーは
「マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ」
と言っています。マーケティングについて日本で第一人者と言われる神田昌典さんは
「あなたの前にお客さんを連れてくる仕組みをつくること」
だと言っています。
他にも様々なマーケティングの権威と呼ばれる人たちも、言い回しに差こそあれ、
同様のことを言っています。
いろんな権威の方の意見をまとめると、
「商品が売れるまでの一連の仕組みを作る活動」のことが
「マーケティング」ということになります。
簡単にいうと「セールスを楽にする仕組み作り」が
「マーケティング」とここでは意味付けしたいと思います。
「マーケティング」のイメージ
マーケティングと聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?
テレビCMや、電車にブランドのチラシを一斉に貼る、ゲリライベントをやるなど、
どちらかというとクリエイティブで意外性なものというイメージでしょうか?
他には、「マーケティング」というと大手の企業が取り組むもの。
もしくは広告やチラシ・時にはCMなどを使って、
大掛かりにお金をかけてお客さんを集めている活動。
広告費をドーンとかけて、一気にお客さんを集める
というイメージがあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
一般的には、「大手」が「大掛かり」にやるもので中小企業ができるものではないとうイメージを持たれている方が大多数だと思います。
実は、むしろ逆です!
個人事業主・中小企業の経営者など
スモールビジネスをしている方こそ「マーケティング」を
学ばなければいけません。
「誰でも取り組むことが出来る」
先ほどお伝えした「セールスを楽にする仕組み作り」をマーケティングというのであれば、「大掛かりに」やらなくても、「お金をかけて」やらなくても誰でも取り組むことができます。
テレアポだって、チラシだってマーケティングをしっかり勉強し実践していけば、成果を上げることが出来るようになります。確実に改善されていきます。
・商品・サービスのマイナーチェンジを繰り返す
・お客さんとの接点回数を増やす
・お客さんにアンケートやヒアリングをとって商品を改善する
・媒体を変えながら価値を伝え続ける。
など、、
どれもあなたの前にお客さんを連れてくる活動であれば、それは立派な「マーケティング」になります。
お金をかけて「一発ドカン」という時代は、今後ますます大変で、難しい時代に以降していきます。
そんなときこそ我々のような中小企業がしっかりマーケティングを勉強していけば、今までは立ち打ち出来なかった大手に立ち向かえるようになります。
「スモールビジネスこそ是非マーケティングを!」
小さな会社は、当然人の数が限られてきます。
特に社長や経営者はスモールビジネスでは生命線になります。
社長は、一番営業力があります。
社長は、一番情熱があります。
だからこそ、万が一、急に社長や経営者が倒れてもビジネスが成り立つような仕組みを
作っていかなければいけません。
仕組みを作ることができれば、マンパワーに頼らなくても済むようになります。
マンパワーに頼らなくても済むようになれば、自分じゃなくても回るようになります。
結果的に、もっとやりたいことに時間を割けるようになります。
マーケティングは、そんな熱い情熱を持っている社長こそ取り組んで欲しいと思っています。
「マーケティング」は実践し・改善できる「技術」です。
やればやった分だけ確実に上げていくことができる活動になります。
間違いなく社長の力になる活動です。
是非、どんなに忙しくても、「マーケティング=理想のお客さんを作る活動」に時間を割いて頂ければと思います。