何かを勉強していこうと考えたときにまず思うことが、情報がありすぎる…。
全てを勉強する時間なんてないし、始めるにしても何から始めたら良いかわからないから、結局進まない・・・なんてことはないでしょうか?
そんなスタートを切りたいけれど、なかなか切れない方に、いろんなマーケティング手法があるなかで大きく分けた形でお伝えします。
4つのマーケティングがある
細かく分けるともっと細分化されますが、どんなものなのかを理解してもらう上で大枠として捉えると4つに分類されます。
それは、「マスマーケティング」「ダイレクトマーケティング」「アウトバウンドマーケティング」「インバウンドマーケティング」です。
それぞれについて、お伝えしていきます
マスマーケティング
「マス」=「大衆・「多数」・「集団」という意味のことで、対象を特定せずに、すべての消費者向けに対して行う方法になります。
誰に対しても「同じ広告」が届くということです。
とにかくたくさん伝えるという方法になります。
どういう媒体で使われるのかというと、「テレビCM」や「ラジオ」、「新聞」、「雑誌」などが、マスマーケティングを行う際におもに使われる媒体になります。
マスマーケティングのメリットとしては、
「たくさんの人に発信することができる」
「認知度を上げることができる」
「反応が出た時の売上が一気に上がる」
といったことが挙げられます。
デメリットとしては、たくさんの人に発信しなければいけないので、
「お金がかかる」
「リスクが高い」
「計測することが難しい」
「メッセージが弱くなる」
といったことが挙げられます。
事業体やビジネスが規模が大きい場合に、可能なマーケティング手法になります。
たくさんの人に一斉にみてもらえるので、反応が良い時の売上がドーンと上がりますが、逆に反応が出ない場合は、大量の出費をして終わってしまった…なんて事態もありうるハイリスクハイリターンな方法です。
また、不特定多数に配信するので、メッセージ性が弱くなり、反応が出にくいことが多いという側面もあります。
ですが、お金があって、一気に認知度が上がったり、ブランドを一気に築き上げたい!という人にはオススメです。
ダイレクトマーケティング
「ダイレクト」=「直接」という名前の通り、ターゲットに向けて直接アプローチをかけるマーケティング手法になります。
特徴としては、直接アプローチをかけるので、ターゲット・対象を特定することで、それぞれに合わせたメッセージを送ることができるマーケティング手法になります。
発信の方法としては、DMやメルマガ、FAX、電話などが挙げられます。
ダイレクトマーケティングのメリットとしては、
「個別に合わせたメッセージを送ることができる」
「関係性を構築しやすい」
「小さく始めることができる」
「かかる費用を調整しやすい」
「反応が計測できる」
といったメリットが挙げられます。
デメリットとしては、
「手間がかかる」
「時間がかかる」
「知識や専門性が必要」
「不特定多数に発信するには向いていない」
といったことが挙げられます。
個別にメッセージを送る方法なので、発信してからの反応はとても高くなりますが、その反面不特定多数に送るのとは違い、一人一人に対して送るようなイメージなので、時間と手間がかかります。
その分、発信してからの反応が確認したり計測ができるので、改善することができます。確実に成果を上げていくことも可能になります。
テストや実験的にやってみたり、最初はあまり費用をかけられない場合や、特定の地域に特化して取り組んでいきたいなど場合に、適したマーケティング手法になります。
アウトバウンドマーケティング
外に発信するためのマーケティングをする方法で、こちらからお客さんにアプローチする方法です。
発信の方法としては、CMや広告、DM、電話などが挙げられます。
いずれも、こちらが主導でお客さんにアプローチをかける方法です。
先に挙げたマスマーケティングと比較的に一緒に使われる手法になります。
メリットとしては、
「こちら主導で進められる」
「外注すればすぐにできる」
「誰でも可能」
「それぞれが単発でできる」
「比較的早く反応出やすい」
「掛けたら掛けた分だけ成果が出る」
デメリット
「お金がかかる」
「不特定多数に送りがちになってしまう」
「効率よくやらないと、必要以上に時間とお金がかかる」
「単発なので、一気に上がった後が、下がりもあり、上下の波が激しい」
といったことが挙げられます。
単発のプロモーションになりがちなので、やめた途端に売上が下がる傾向にあり、とても不安定な状態になります。
売上を継続に確保するためには、お金も継続的にかかるので、依存性も高く、反応が落ちた場合の対応も考えておく必要があります。
売上がすぐ欲しい時や、早く成果を出したい時は、費用をかければ比較的すぐにでも出来る方法になります。
お金を掛けたら掛けた分だけ売上が上がるのは魅力的です。
マスマーケティングとよく合わせられがちですが、ダイレクトマーケティングを組み合わせると、より成果を出しやすい方法になります。
インバウンドマーケティング
今よく言われている海外の人向けのマーティングを思われがちですが、ここお伝えるする手法ちしては、ちょっと意味が違います。
ここでの意味は「お客さんからアプローチしてもらう」マーケティング手法にります。
例えば、ブログや、SNS、SEOなどがそれに当たるあたります。
あなたが、何か調べごとをしたい。検索をしたいと思った時にインターネットで検索した関連性のあるサイトやブログを読んだり、調べたりすると思います。
その逆でお客さんが、自分のサイトやHPに来てもらうために必要な情報や箱を用意しておいて、そこに来てもらう手法になります。
あくまで、お客さん側からアプローチをかけてもらう方法になります。
メリットとしては、
「関係構築が可能」
「興味のある人にみてもらえる」
「その後のセールスがしやすくなる」
「こちらの考えを理解理解してもらえる」
「ブランディングがしやすい」
などが挙げられます。
デメリットとしては、
「始めるために専門知識が必要」
「継続が必要になる」
「成果が出るまでに時間がかかる」
「こちらからアプローチが難しい」
「正しく始めないと効果が出にくい」
とったことが挙げられます。
よく、ブログなどを発信されている方も最近増えてきましたが、正しい方法で、やっている方は意外と少ないように感じます。
記事を溜めたり、文章を書くなど比較的専門知識と時間と継続が必要になるので、アウトバウンドマーケティングに比べて費用は抑えられますが、時間と忍耐が必要になります。
その分、リスクが少なく始めることができ、しっかり時間をかけてインバウンドマーケティグ取り組んでいる会社は、成果が出た時に爆発するように成果が出ています。
時間をかけている分、成果も継続的に出していけるという部分が特に強みになります。
また、根強いファンも構築出来るので、新しいプロモーションなどに取りかかる際も、共感を得やすく、次の事業が進めやすくなるメリットもあります。
大切なのは先に枠組み・全体像を理解すること
いかがでしたでしょうか?
大きく4つのマーケティングに分けましたが、細かくすると、もっと分けられます。
ですが、大切なのは、枠組みや全体像を理解することです。
よく周りの方が、「マーケティング」と言って勉強していることは、どちらかというと「点のノウハウ」になります。
たとえば、facebook、youtube、twitterなど。。
でもそれをどうやって生かしたら良いかがわからなかったり、どうやるのが正解かがわからないという状況に陥ってしまうのが実情だと思います。
「ノウハウ」と呼ばれているものは、大きな枠組みのなかの、1ツールになります。
料理でいうなら、包丁の使い方や、道具自体の質の良さに先にこだわってしまっているということです。
それより先に、まず段取りや、作業の工程を理解するこの方が先になるはずです。
大切なのは、全体をみること、大きな枠組みを知ること、細部にこだわるのはそれからでも十分ですし、そちらの方が結果的に早かったりします。
あなたが、今勉強しようとしているところはどこなのか?
今必要としているのはどこなのか?
是非見直してみてください。