仕事術

価格は強気で伝えるもの?

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僕の専門分野は

「価値が正しく伝わるようにすること」

「価値を正しく伝えられるようにすること」

だということは、ご理解頂けていると考えています(たぶん…)。

価値を正しく伝える・伝わることで起きる効果の一つとして「単価アップ」があります。

厳密にいうと「単価アップ」もいくつかパターンがありますが、

一番わかりやすいのは「商品やサービス自体の金額・価格が上がる」という効果です。

ここで注意なのは、

「単価アップ」はあくまで価値が正しく伝わる・伝えるようにすることで

「結果的に起きる効果」だということです。

今お伝えした内容を表面的な部分だけ切り取ると

「単価を上げましょう!」

という部分が前面的に伝わるようになります。

なので、これまで日頃、僕の話を聞いている何人かの方から

「強気で価格を伝えたら良いんですね!」

「もっと強気で金額を伝えてみます!」

という感想を頂いたりしました。

これは半分正解で、半分間違っています。

理由は、

「強気と言っている時点で、心の中では高いと思っているから」

です。

自分の中で、その価格に納得はいっていない。むしろ高いと感じている。

でも、単価を上げる事が大事と聞いているから、とりあえずやってみる。

という風に聞こえます。

確かに、このやり方でも一定数は売れると考えています。

それで成果が出る人もいます。

逆に、そこに抵抗を感じたり、売れないだろうと思って提案すらできない…

という人もいらっしゃったりします。

つまりただ「強気」では、誰でも使えるというわけではないですし、

場合によっては成約率と客数が同時に落ちる…というリスクの可能性が大きくなります。

では、どうすれば良いか?

自分自身が価値を正しく理解すること。

さらにいうと、自分自身が

「安い!」

「これはお得だ!」

という自信のある価格にするということです。

そうすると「強気」にならなくても、自信を持ってお得感を伝えることができるようになるので、

お客さん的に高いと思われですし、成約率も上がります。

客数が大きく減ることもなくなります。

もし、「強気で金額を上げよう!」

って思われているのならば、、、

その商品やサービスはどれだけの価値があるのか?

をまず見直してみることをオススメします。

ABOUT ME
岩脇 政憲
「96%の中小企業は価値を安く売り過ぎ」という思いから、忙しいのに売上が伸びない経営者が「働き方は商品を変えることなく、売り方・見せ方・伝え方を変えるだけで売上を何倍にもする専門家」 起業後2年で20もの業種で成果を出す。 不動産の業績を6ヶ月で1.5倍・呉服屋の業績を1ヶ月で2倍・サロン収益を9ヶ月で1,200万円UP・ライターの単価15倍などを支援。 売上を上げたいけれど、これ以上仕事が増やせない・売上を上げられないと悩む経営者が、働く時間・やりたい仕事・お客さんを自分で選べるビジネススタイル作りのお手伝いをしている。
保護中: 高単価で売れる後出し提案書

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