自分の言ったことに対して、
お客さんが、伝えていることをいまいち理解してくれない
と、悩まれることありますよね。
相手が理解をしてくれないと、その後の行動のスピードや、
満足度の度合いも大きく変わってきます。
そんな時は、
「理由」を伝えましょう!
という話は、よく聞いたことがあると思います。
「理由」を伝えるなんて
「そんなこと、すでにやっている!」
とツッコまれてしまうかもしれません。
しかし、どんな風に伝えているのかと聞いてみると、
「理由」が「理由」になっていない。
なんてことがよくあります。
例えば、
お客さんに、チラシの作り直しを指摘する際に、今までは、ただ「作り直して」と伝えていたのを、
「わかりにくいから作り直して」と伝えたとします。
以前は「作り直して」としか指示をしていなかった本人としては、
「わかりにくいから」ということを伝えたことも、きちんとした十分な「理由」だと思います。
しかし、これでは「理由」を伝えているかというと、実は不十分だったりします。
それは「わかりにくい理由」がわからないからです。
・「キャッチコピーがわかりにくいから」なのか?
・「構成がわかりにくいから」なのか?
・「余計な文章が多いから」なのか?
「わかりにくい」となるための「理由」が挙げられるはずです。
出来る社長や営業・スタッフの方は、「わかりにくい」という端的な表現でも、
なんとなく言わんとする意図や、
わかりにくいと言われるポイントが理解できてしまいます。
しかし、そんな人は全体の一部であり、ほとんどの人が、
きちんと伝えてあげないと理解することができません。
先日も、ある治療院のクライアントで、
店内のポップが
「わかりにくいから作り変えたほうが良い」
と周りからアドバイスを受けたけれど、
「どこが、なぜわかりにくいのか?」
が理解できないから、どうやって作り変えたら良いか分からず
結局、作り変えることが出来ていませんでした。
「商品の内容」と「お客さんの導線」を考えた時に
この文章ではわかりにくいということを、
伝えたことで、次の日には作り直していました。
自分は、きちんと理由を伝えているつもりと思っているけれど
・いまいちスタッフが理解してくれない…
・いまいちお客さんに伝わらない…と
思った時は、もう一歩踏み込んで「理由」の「理由」を
伝えることを意識してみてください。
「あ、そういうことですか」
とすぐに動き出すかもしれません。
p.s
「どこがわからないか、わからない」ってことが1人で取り組んだり、
学んでいるとよくあったりします。
その場合、客観的に指摘をされた方が圧倒的に、修正と改善が早くなります。
結果的に成果が出ることも早くなります。
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