ビジネスの勉強とかすると、必ず出てくるフレーズがあります。
それは、
「わからないことを聞くのはいっときの恥」
「わからないままにするのは一生の恥」
というフレーズです。
「わからないことがあったら、どんどん聞いていこう!」
というものなのですが、これ結構できない人って多いですよね。
勉強会や会話中、もしくは、コンサルなどの面談をしていて
「それってどういうことですか?」
「言っていることがよくわからないです」
ということをわかったふりをして、素直に聞くことができない…。
という問題です。
すごくよくわかります。正直僕自身もそうでした。
素直に聞くことができない理由は、
「こんなことを聞いてバカだと思われるではないか?」
「知らないと思われることが恥ずかしい」
「自分の権威性が下がるのではないか?」
ということだと思いますが、そう考えてしまう根本の原因は別だと考えています。
それは、
「自分に自信がない」
ということです。自分に自信がないので、
わからないことを「わからない」と言うことが怖くなってしまいます。
自分に自信がないので、
「こんなことを聞いてバカだと思われるではないか?」
「知らないと思われることが恥ずかしい」
「自分の権威性が下がるのではないか?」
↓
・契約に繋がらなくなってしまうと考える
・立場が下になってしまうと考える
など、ネガティブのことばかり浮かんできてしまいます。
すごくよくわかります。何度もいいますが、僕自身もそうでした。
スタート時は、みんな経歴や年齢が上の人ばかりで、
わかったような振る舞いをしてビクビクしていました。
でも、今では、以前に比べて遥かに自信が持てるようになりましたし、
わからないことは、わからないとはっきり言えるようになりました。
それはなぜでしょう?
以前より知識がついたから?
経験値が増えたから?
確かに、それもあります。
でも、知識や経験値だって劇的に増えているわけではありません。
では、どうして自信がついたのか?
それは、
「できることを明確にしたから」
です。
これは自分にはできること
これは他の人よりも得意なこと
これは人に貢献できること
という風に、
「できないこと」ではなく、「できること」
に焦点を当てたことによって、
「できないこと・知らないことは知らなくても良いや」
「自分の価値はできることを提供することだから」
と思えるようになりました。
これ、本当にちょっとした考え方の違いなのですが、
行動の仕方など、いろいろな面で確実に変化してくる考え方になります。
ぜひ、「できること」を明確にしてみてください!