本日は、コンサルや、人からアドバイスを受けるときの
「コツ」についてお伝えしたいと思います。
それは、
「一度『できていない』という前提で聞く」
ということです。
ビジネスをしていると、ある程度、自分でやっています。
それなりに勉強もしています。実行もしているはずです。
ただ、アドバイスを受ける時は、
「自分は一度できていない」と一度リセット・フラットで
聞くことをオススメします。
なぜかというと、
「損をする可能性が高い」からです。
例えば、僕が、
「お客さんの声を取りましょう」
とお伝えした際に、
「もう取っています!」
と言ったとしたらどうでしょうか?
そこで「その話」は終わります。
そして、
「もっと他に良い方法はないですか?」
というような話に展開されていきます。これは、ものすごいもったいないことです。
なぜかというと、
「本来得られたかもしれない貴重な情報」を
自分で遮ってしまったからです。
「え、なんで?」
「できてるなら良いじゃん」
と思われたかもしれません。では、別の事例で例えてみましょう。
あなたが治療院をやっていたとして、
「毎日ストレッチをしてください」
とお伝えした患者さんが、
「毎日やっています」
と返事をしたらどう思いますか?
「いや、できてないよね?」
「できていたら、ここに来ていないよね?」
って思いませんか?何と言いたいかというと、
「専門家」と「素人」とでは、同じ「やっている」でも
「基準」が全然違うということです。
素人の「ストレッチやっています」というのは、
専門家からすると「やっていない」ことと同じのことが大半です。
でも、この人が、
「ストレッチやっています!」
と言って、一切聞き入れないような態度を取ったら、
そこで、
「できてるならいっか…」
もしくは、
「あーもうこの人はいいか」
という風になる可能性が高くなります。
先の、僕の「お客さんの声を取ってください」
ということに関しても、
・ビフォーアフターを意識しているか?
・ちゃんと動画に取っているか?
など細かい注意点がたくさんあります。
でも、「やってます」の一言で詳しく聞ける機会を
自分で捨ててしまっていることになります。
「そこを突っ込むことが専門家のやることだよね?」
と思った人もいるかもしれません。確かに、それも一理あります。
ただ、ご自身と置き換えたときに
「なるほど、どうやるんですか?」と「もうやっています!」
と言われたときに、どっちの反応があった方が、
「丁寧に伝えてあげよう」と感じるでしょうか?
これって、本当にちょっとしたことなんですが、長い視点で考えると、結構重要な考え方です。
ぜひ、今後質問をするとき意識されてみてください^ ^